マイナ保険証を考える6
いきなり寒くなりました、風邪ひきそうです(;^_^A
マイナ保険証について現場で関わる一人として問題と感じる部分をあげてきましたが、政府は正式に来年秋で現在の保険証を廃止することを決定しました。
毎日新聞の調査では57%の人が保険証廃止に反対とされていますが、河野大臣の記者会見では反対意見を言う人はイデオロギー(思想や理念)に問題がある人で、政府は十分な処置をとったので予定通りに廃止するとのことでした。
もう何を言ってもしょうがないことですが、あと数点不安を感じる部分を簡単に記載します。これで最後にします。
・行政の事務手続き負担は大丈夫か?
これまで保険証は一世帯にまとめて発送されていたと思います。ところが、保険証廃止後は同一世帯の中でもマイナ保険証を持っている、持っていない、特別な配慮が必要な人など様相が複雑になります。そうすると、お父さんお母さんはマイナ保険証持っているが、子供はマイナ保険証がないのでそれ用の資格確認書を郵送、とこれまで単純に同一の保険証をまとめて郵送すればよかったのが、事務負担が増えるのではと思います。負担が増えればミスもでやすくなります。デジタル化して、事務負担が増える・・・。急ぎすぎでは?
・利用率の低さ
現在マイナ保険証の利用率は5%くらいです。にも関わらず紐づけミスなどのトラブルが毎日のように報じられます。これがある日を境に100%になったら・・・、ひどいトラブルがないことを祈ります。
繰り返しになりますが、来年秋…