フッ化物バーニッシュのすすめ

すっかり冬に向かって寒くなってきましたね(*^-^*) 徐々に乾燥が気になるようになってきました( ;∀;) さて、本日はフッ化物バーニッシュについてお話します。 虫歯予防にフッ素が有効というのは広く知られてきたことと思います( *´艸`) 例えば歯の溝は歯ブラシの毛先より細く、どうやっても歯ブラシの毛先が入らない、届かない場所があるのに、なぜ虫歯にならないのか? これに対する答えは「唾液による再石灰化」です(*^-^*) 例えプラークが落とせなくても、唾液が虫歯菌の出す酸を中和することができれば、歯は溶けないのです。 そしてこの再石灰化を助けるのがフッ素の働きです(*^-^*) フッ素は「歯を硬く強化する」ことに加え「虫歯の酸を抑える」効果があり、再石灰化を有利にすすめます。 最近の高濃度フッ化物バーニッシュは塗布後2~4週間くらい口腔内にフッ素を留める効果があるものもあり、矯正治療中や歯ブラシが難しい方などに応用することが有効です。 お口のケアにぜひフッ素を応用しましょう!(^^)!

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化学物質過敏症2

豊橋祭りは土日ともに晴天で暑いくらいでした(;^_^A 市電に乗り切れない人が電停に並ぶのを見るのは久しぶりですΣ(・ω・ノ)ノ! 化学物質過敏症の続きです。 今、化学物質過敏症で問題なのは「香害(こうがい)」と呼ばれています。 一般的に使用する香水や柔軟剤の香りが原因物質となって、実に様々な症状を呈する病気です。 症状は非常に多彩で、例えば、目の充血、息切れ、過呼吸、嘔吐、腹痛、頭痛、微熱、倦怠感など様々な症状を呈します( ;∀;) この病気の問題は、一般健常人では反応しない極めて低いレベルの化学物質で症状がでることです( ;∀;) 同じ家庭で同じように生活していても、病気を有する本人だけが洗濯後の衣服に異臭を感じます。 電車で隣に座った人の香水の香りをその場にいられないほどの異臭と感じます。 今の世の中、消臭や香り付き柔軟剤が当然のように使われます。 しかしそれらはまったく自然なものではなく、化学物質の香りであるものが大部分のようです。 https://www.caa.go.jp/policies/policy/consumer_safety/release/assets/consumer_safety_cms205_210804_01.pdf 上記URLのように国も周知、対策に取り組んでいます。 皆さんの周りにこのような症状を有する方がおりましたら、「気にしすぎ」や「過敏な人」とは捉えず、理解して力になっていただければと思います<(…

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化学物質過敏症

すっかり秋めいてきました、来週から一気に涼しく(寒く?)なるそうですね( `ー´)ノ 「化学物質過敏症」をご存知でしょうか? 昨今人気の香りつき柔軟剤や香水などによって頭痛や気分不快、ひどくなると失神するなど様々な症状を呈する疾患です。 「シックハウス症候群」は聞いたことがある方もいらっしゃると思いますが、シックハウス症候群も化学物質過敏症の一部です。 シックハウス症候群は住宅を建てるのに、これまでは木材を切り出してそのまま使用していたのが、費用や利便性を高める目的でいくつかの木材を層にして使用する(ベニヤ板など)ようになりました。こういった合材と呼ばれる材料は、層になった木材を接着剤で固めていたのですが、この接着剤が空気中に拡散することで、それに反応して症状がでることを指していました(-_-;) シックハウス症候群に対しては法律で対策が施され、住宅建築後に空気環境の測定などが行われ、ある程度の改善が認められています。 しかし、化学物質過敏症は住宅建築だけの問題ではありません。 正直僕も知らなかったのですが、歯科治療はもちろん一般的な日常生活が深く関与する病気だったのです。

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