酒井歯科医院のブログ

少しずつ暖かくなってきたように感じます🌞 梅の花がつぼみをつけて、ぽつぽつ開花してきているようです🌸 最近歯が割れてしまった方の診察をすることが多くなってきたように思います( ；∀；) 歯が割れる（破折）は虫歯、歯周病に続いて抜歯原因第三位になっております。 以前は歯の神経をとった歯に破折が生じることを多く経験しましたが、最近は神経をとっていない健康な歯に破折をみることが多くなりました。 神経をとると、 ①神経をとるために歯を大きく削らなければならないこと（歯が薄くなる） ②神経をとった歯は栄養がいかなくなるので枯れ木のようになること（もろくなる） といった理由から神経のない歯が割れることが多かったのですが、 最近は「歯が痛い」「すごくしみる」などの症状を訴えて来院され、 お口の中をみても、虫歯もなくきれいな歯が並んでいるようにみえるのですが、 注意深く観察すると、スーッとスジのような破折線が観察され、そこを器具で広げるようにこじると 「痛い！」 と破折がわかる・・・、といったことが多くなってきました。 破折の治療は難しく、抜歯しなくてはならないことが多いです( ；∀；) なぜ最近破折が多いのでしょうか？ 次回はそこを考察したいと思います。

診療室のエアコンが壊れてしまいました(´;ω;｀) この寒いのに:;(∩´﹏`∩);: 応急処置で灯油ストーブをたいておりますが・・・、当院へは厚着での来院をお勧めします(;'∀') さて、顎関節症は顎の関節回りのトラブルを指して言いますが、大きくわけて ・筋肉のトラブル ・靭帯や軟骨のトラブル ・骨のトラブル に分けることができます。 時々、顎の痛みに伴って頭痛がすると訴えられる方がおられます。 この頭痛は筋肉のトラブルが原因になっている場合があります( ｀ー´)ノ 筋肉のトラブルはたいてい筋肉の使い過ぎ（食いしばりすぎ）が原因となって起こります。 噛むときにメインでつかう筋肉は頬のあたりと耳の上あたりにあります。 そのあたりに指をあててカチカチ噛んでもらうと筋肉のふくらみを触れると思います( 一一) 顎の痛みに伴って、頭の側面にズーンと重い締め上げられるような頭痛が発生する場合は耳の上の筋肉の使い過ぎが原因の場合があります。 筋肉の使い過ぎを避け、筋肉をほぐすようにマッサージしてあげると除去に改善していくことがあります。 長引く痛みは歯科医院や脳神経外科など頭痛を診察している病院を受診することをお勧めします。

副反応から回復した私です( ´艸｀) 身近にも副反応で心筋炎を起こした人もいると聞きます( ；∀；) そう考えると発熱くらいで済んでよかったと思います。 さて、寒さが一層厳しい昨今。水も冷たくなっております。 そうなると知覚過敏が出てきます( ；∀；) 知覚過敏は冷たい水や甘いものがしみることを言いますが、歯茎が下がってくると出やすいと言えます。 歯の根は頭の部分に比べて軟らかく、ちょっとした刺激を敏感に感じる時があります。虫歯にもなりやすいです( ；∀；) そんなデリケートな歯の根を守ってくれるのが「フッ素」になります。 歯にフッ素を塗布することで、歯を硬くし、初期虫歯を治すこともできますΣ（・□・；） 市販の歯磨き粉にもフッ素入りのものが多数販売されております。 薬事法の関係で、日本で最も高いフッ素濃度は1450ｐｐｍ（ピーピーエム：フッ素濃度の値）です。 歯茎が下がってきた方はフッ素濃度の高い歯磨き粉を使いましょう!(^^)! ちなみに歯科医院では9000～50000ｐｐｍと高濃度のフッ素を塗布することができます( ｀ー´)ノ