骨粗しょう症の治療と抜歯

ずーっと雨が続いております、皆様洗濯物は大丈夫でしょうか? 天気予報によるとようやく晴れる日もでてきそうです、よかったよかった( *´艸`) 本日は岐阜県歯科医師会主催の講習をWEBで受講しました。 テーマの一つが抜歯についてです。 その中でも今回は、骨粗しょう症治療で処方される薬と抜歯との関係についてお知らせします。 骨粗しょう症は特に閉経後の女性に多いといわれますが、骨がもろくなる病気です。 程度はありますが、進行すると日常の動作で(ベッドから降りるとか、階段をおりるとか)骨折してしまうようになります( ;∀;) 特に、大腿骨という足の付け根の部分と脊椎椎体という背骨の骨折は寝たきりになってしまう可能性が高く、とても注意されている病気です。 そのため骨粗しょう症の方には骨が強くなるようにお薬が処方されます。 お薬にはいくつか種類がありますが、そのうちBP製剤、抗RANKL薬という種類に分類されるものが歯科治療と関係します( 一一) これらの薬は骨が吸収されるのを抑制する効果があり、骨がもろくなるのを防いでくれます。 ところが特に抜歯の場合など、骨が傷ついたり細菌に汚染されるようなことがあった場合、通常であれば傷つき汚染された骨は吸収されてきれいに治るのですが、この種類の薬を服用している方の一部の人(服用の仕方で割合は違いますが、錠剤服用の方で1万人に1人くらい)は抜歯した後の傷が治らず、穴があいたままになってしまう場合があります( ;∀;) …

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のんびり?過ごすお盆

日本各地で尋常ではない大雨が続いています( ;∀;) 幸い豊橋は本日午後は日差しもでて、生き返ったような心地でした🌞晴れてるって大事ですね( ´艸`) お盆休みですが、コロナのこともあり、遠出するわけにもいきません( ;∀;) 家でのんびり過ごすか・・・、と思っても1歳の娘はそんなことはお構いなしであっちこっちを散かしまわって、突然転倒して泣いたりするなど目が離せません。 この休みは家の階段の上り下りにハマって、一日に何度も階段を上っては抱っこして下り、下りたと思ったらまだ上がり・・・、「ちょっと休憩しようか?」と休んだりすると大声の催促と号泣をいただく、を繰り返しました( ;∀;) はやく安全に自分で上って下りれるようになってくれんかな・・・( 一一)

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日本顎関節学会のWEB講習に参加しました

オリンピックは金メダルラッシュですね、すごい(((uдu*)ゥンゥン 先週日曜日に日本顎関節学会が開催する講習会に参加しました。 「顎関節症の専門治療」と題して、顎関節のCTやMRIの見方、慢性痛の考え方、外科処置の適応などの講習が行われました。 この中で特に、慢性痛に対する考え方は参考になりました。 顎関節症は基本的には自然治癒する疾患で、自然治癒しなくても適切な初期治療を受けることで比較的早期に治癒する疾患であると考えられています。 しかしながら、およそ1割は重症化長期化し、なかなか治癒しない状態に陥る場合があります( ;∀;) ここに関係するのが慢性痛というもので、レントゲンは正常です、治療もしっかりやっています、でも痛いんです、という状態です。 痛みを感じる状態が長期に及ぶと、痛みを感じる神経が過敏になり、通常なら痛みとして感じない程度の刺激でも痛みとして認識されるようになることなどが考えられています。 いずれにせよこれも専門機関での診察が必要な状態になるのかと思います。

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