鳥羽より和歌山を目指す弾丸ツアー3

 ちょいちょい道に迷いながら、再度吹き荒れる向かい風に真っ向から向かって(当たり前)、弾丸一行は進みます🚲  これまでの経験から平地では30キロで巡行するであろう猛者の父、おじさんもこの向かい風では22~24キロの速度がやっとの様子です。  力を入れてペダルを漕いでも速度がでないことは想像以上のストレスで、僕らの体力を削ります( ;∀;)  渥美半島のころは、風強いね~🎶、なんて軽口もありましたが、コース前半でもう会話もありません💦  今回のコースの山場は高見峠と呼ばれる場所です。標高650m、平均勾配5~7%とおじさんの事前情報いわく余裕でしょうとのこと、おじさんは常に余裕のある大人の男だなぁ。  高見峠の登り前に道の駅で休憩、芝生の上に座り込み無言でおにぎりを食べながら強風に揺れる木立に目をやる我々にはあまり余裕があるようには感じられません(^-^;  Google先生曰くこの風は16時までは継続するとの予報です。今12時なんだよなぁ、あと4時間これかぁ⤵・・・。  「よし、行こう。時間が押してくる。」余裕のある男の号令で弾丸一行は再スタート。高見峠を登っていきます。  650mは結構な高い山でした。向かい風+坂道をえっちらおっちら登っていきます。坂道は重量が軽い方が有利なので、他の2人より10キロ近く軽量の僕が先頭で上がっていけました。  個人的に今回の弾丸ツアーの最高の見せ場でしたね😃  峠の頂上で余裕のある男の笑顔を撮影。  コース的には半分…

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鳥羽より和歌山を目指す弾丸ツアー2

5月4日朝4時30分、富士見台のコンビニにおじさん、猛者の父、僕の3人が集合しました。 3人の完走を目指す意気込みは天を衝くばかりで、まず伊良湖岬のフェリー乗り場に向かって出発しました🚲 しかしこの5月4日は全国のそこここでで竜巻注意報が発令するような強風の日で、埼玉の方では雹やアラレが降る異常気象・・・、ここ渥美半島も例外ではなく激しい向かい風が行く手をはばんできました😵 🚲に乗る方はお分かりかと思いますが、延々に続く向かい風ほど嫌なものはありません。ペダルをこいでもこいでも速度はでず、足に疲労がたまります。 でもまぁとりあえず伊良湖岬までの20~30キロくらいだけのこと、紀伊半島に渡ってしまえば風向きも変わるだろうと、向かい風を楽しむような気持で進んでいきます。 「風強いっすね~」 「そうだね~、予報だと風速4キロだったけどそれ以上だね~」 会話も交わす余裕があります✌ 朝7時のフェリーに乗り込み、朝ご飯。ゴールデンウイークだけあってたくさんの人が乗船しています。 我々弾丸ツアーズはアナログ集団なのでおじさんのコピーしてきた地図を囲んでコース確認です。 ざっくりいうと、和歌山街道→伊勢街道→紀ノ川沿いを進む、です。 そうこうするうちにフェリーは鳥羽に到着、変わらずの西風(向かい風)ですが快晴です☀ 伊勢神宮外宮前を通って和歌山目指して進みます❗

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鳥羽より和歌山を目指す弾丸ツアー1

さあ、今年もこの季節がやってきました。 毎年恒例の弾丸ツアーです‼ 弾丸ツアーとは僕のおじさんが毎年企画する自転車のロングライドのことです🚲 豊橋をスタート地点として、過去には東京・大阪・富山・白樺・諏訪湖などをゴール地点に開催されています。 距離は毎年200~300キロ‼ 深夜0時に豊橋をスタートし24時間以内にゴールを目指す過酷なレース?です。 僕は富山から参加していますが、これまですべて途中リタイアのリタイア皆勤賞です💧 今年こそは完走を目指そうと一か月前からトレーニングを積んできました💪 メンバーは去年と同様のおじさん・猛者の父・猛者・僕の4名だと思っていましたが、なんと猛者が今年結婚するとのことで「彼女が寂しがるからいけない」と新田義貞みたいなことを言って不参加を表明。3名での弾丸ツアーとなりました。 猛者がいない→先頭を走れる強者がいない(風よけがいない)→完走できない、以上証明終わり。 と早くも黄色信号が灯ったとうろたえた僕ですが、おじさんは「今年のコースは楽なはずだから大丈夫だよ」と平気そうです。 聞いてみると去年は峠4つ越えという過酷なコース設定をしたおじさんでしたが(猛者の父のみ完走、鉄人‼)、今年のコースは豊橋から伊良湖岬でフェリーに乗り鳥羽へ、鳥羽から和歌山へと距離自体は200キロありますが峠は1つであり、出発もフェリーの関係で朝4時半と余裕があるとのことです。 おじさんもだいぶ楽なコースに設定したと感じているのか、「翌日は和歌山から高野山を…

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