ビタミンAはどんなビタミン?

 たくさんのビタミンの働きを知っていこうということで、本日はビタミンAについてです  ビタミンAにはレチノールとβーカロテンがあり「美のビタミン」ともいわれ、イキイキとした美しい肌や髪を作るのに役立ちます(ビタミンCも美のビタミンと呼ばれます)また「目のビタミン」ともいわれ健康で潤いのある目にはかかせない存在です  歯科に関わることでビタミンAは、口腔や喉の粘膜を健康に保つ働きがあることからウイルスなどの病原体が体内に侵入するのを防いでくれています。  レチノールは豚や鳥のレバーやうなぎに多く含まれ、βーカロテンはにんじん、カボチャ、ほうれん草などに含まれます。

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ビタミンの基礎知識

 すっかり冬になってきました、朝がつらいですね。    これまでご紹介したたんぱく質、脂質、糖質はエネルギー源や体をつくる材料になりました。このたんぱく質、脂質、糖質を3大栄養素といいますが、この3大栄養素の働きをサポートして体の調子を整えるのがビタミンです。多くのビタミンは3大栄養素の代謝に必要です。ビタミンがないと3大栄養素をいくらとっても使えないということなんですね  そんなビタミンは13種類あり、油に溶けるか水に溶けるかで分類されています。脂溶性(油に溶ける)ビタミンとして、ビタミンA・ビタミンD・ビタミンE・ビタミンKの4種類、水溶性(水に溶ける)ビタミンとして、ビタミンB群(B1・B2・B6・B12・ナイアシン・葉酸・パントテン酸・ビオチン)とビタミンCの9種類があります。ビタミンB関係が多いですね、ナイアシンとかじゃなくて全部ビタミンBに数字で整理してくれたらいいのにと思っていたら、ナイアシンはビタミンB3の別名で、葉酸はビタミンB9、パントテン酸はビタミンB5、ビオチンはビタミンB7の別名でした。  複雑だなぁ  

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血糖値の上がりにくい食品と食べ方

 さて、血糖値の上がりにくい食品と食べ方について勉強してきましたのでお伝えします。  前回は食後の血糖値の上昇が急激だと体への吸収量も多くなり肥満の原因になるが、血糖値の上昇が穏やかだと体への吸収も緩やかになることを説明しました  血糖値の上昇を抑える食生活のポイントは、糖質の摂取の仕方を工夫することと摂取量を制限することです。糖質については本ブログの「糖質について」で解説していますが、主に炭水化物(ごはん・パン・麺類)や甘いお菓子などに多く含まれます。糖質は食後の血糖値を上昇させますが、たんぱく質や脂質は上昇してもわずかです。  この血糖値の上がりやすさの指標としてGI値(グリセミックインデックス)というものがあり、GI値が高いほど糖が吸収されやすく、血糖値が上がりやすいとされています。GI値の高い食品として、砂糖、ごはん、じゃがいも、にんじんなど、低GI食品として、さつまいも、豚ロース、大根、わかめなどがあります。個人的にはにんじんが高GIなのは驚きですし、じゃがいもとさつまいもに差があるのにも驚きました、食物繊維の量が違うからですかねGI値で検索するといろいろ情報がありますので、興味のある方は調べてみてください。  ということで一つは糖質(高GI食品)の摂取量を減らすことがダイエットに有効になります。そしてもう一つが食べ方です。食事をするときは野菜類→主菜(肉や魚)→主食(ごはん)の順にすると血糖値の上昇が穏やかになります。  まとめると、低糖質ダイエットのポイントは ・ごはん(…

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