食育について勉強する

 酒井淳です。  最近当院のアキコ先生が参加した日本小児歯科学会のテーマは「未来を担う子供たちのよりよい口腔育成を目指して」でした。話を聞いてみると、学会の方向性は単に虫歯や歯肉炎を予防するだけでなく、かみ合わせや食べる・話すなどのお口の機能の発達を支援することのようでした。  そこでふと「食育」という言葉がでてきました。この食育という言葉は以前から何度も目にしたり耳にしたりはしていたのですが、正直あまり関心をはらってきませんでした(;^_^A  「食育ってそんな大事なの?」とある小児歯科に力を入れている先生2~3人の前で質問したところ、「あたり前だ」とこいつ今更なにいってんだと不思議顔。  そこで食育初学者(情けないながら)の学びを今後ブログに書いていこうかと思います。

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小児歯科学会に参加してきました。

先日、小倉での小児歯科学会に参加してきました。 小倉は初めて訪れたのですが、頭上を大きなモノレールが通過するのを見て驚きました。 学会では 様々な講演やポスターを拝見しました。 勉強になったことは沢山ありますが、その中の一つをご紹介したいと思います お口の機能についてです。 最近 5歳以上になってもロウソクを吹き消せない、スプーンから上唇を使って上手に食べ物を食べられない、お口をポカンとずっと開けている・・・といった子供たちが取り上げられることがあります。 これらはお口(特に上唇)の機能がうまく発達していないために起こります。 もちろんトレーニングを行えば機能は向上しますが、なかなか毎日トレーニングを続けるのが難しいこともあります。 ということは やはり小さな頃からお口の機能をしっかり発達させることが肝要となります。 そして、小さなころから「昔ながらの遊び」を取り入れることでその助けとなると言われています。 例えば シャボン玉遊び・風車回し・風船遊び(ふくらませる)・・・ 共通しているのは 唇をしっかりつかうこと。 これらの遊びが頻繁に行われていた時代、「遊ぶこと」が意識しないうちにお口の機能向上に一役買っていたのかもしれないな と気づき勉強になりました。 ぜひ 昔からの遊びをとりいれて、お口の機能を楽しく鍛えていきましょう。 大学を離れて1年たちましたが 学会では、大学でお世話になった先生や同期・後輩の先生方とお話しできるので、…

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浜松から諏訪湖に行くという話 おわり

 猛者の父と並んで、峠を登っていきます。  事前におじさんから得た「2つめの峠は最初つらいけど後半はそれ程でもないから」という情報を信じて上っていきます。  確かに第一の峠に比較して坂の斜度は緩やかですが、疲れた体に照り付ける日差しが心と体を消耗させます。ただでさえ心が弱いので困ります。  いつまでも続く上りに、猛者の父も時折自転車を降りて休憩しながら進みます。僕もここで足が軽く攣って休憩。曲がり角に差し掛かる度に「これで上り終わりか?」と期待を裏切られること数回、何とか峠を乗り越えました。  乗り越えたあたりで、猛者の父に追いつけなくなってまた一人旅に、もう慣れたもんです。  長ーい下りを大鹿村役場まで下る過程でまた足が攣りそうになり、体力的にも辛くなってきたのでリタイアすることに。  進路を飯田線の伊那大島駅にとり、諏訪まで電車移動しました。暗くなって峠の途中で動けなくなっては一大事なので大人の賢明な判断です(自己弁護)。  諏訪でおじさんと合流して待つこと夜の10時。猛者の父は4つの峠をすべて乗り越え諏訪に到着しました。  冷たーいビールで祝杯をあげて(うまい!)、弾丸ツアーは〆となりました。  今度は夏のとよはしとよねサイクルマラソンに参加する予定です。

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